祝!原巨人軍優勝!そして巨人軍に学ぶ事

2002年度のプロ野球も残すところわずかですね。
なんか、退団や引退のニュースが入る様になると秋の訪れを実感しますねえ。
今期は我が読売巨人軍の見事なまでの優勝で、半年間の応援が報われました。

振り返ってみると、一年生監督、けが人続出でベストメンバーで戦えた事の方が少ないシーズンの中、
あれだけの大差でよく優勝出来たもんだと思います。投手陣のけがが殆んど無かったのが幸いでした。
それに、慎之介のめざましい成長、チャンスに強い人間力、二軍だった選手のハツラツとした活躍、
4番松井の恐ろしいまでの三冠王への執着、桑田の野球人としての野球への愛、こだわり…

色々な要因はあると思いますが、何より原監督のジャイアンツ愛、これに尽きるんじゃないでしょうか?
こんなに選手の潜在能力、性質を引き出す事が出来たのも、若くて、選手時代の事を教訓に
選手と接することの出来た原監督ならではのものもあったと思います。

環境をしっかり整えてくれる…だからそれに答えて選手も全力で野球に集中できる。
そして、結果が出るまで我慢強く使い続けてくれる…
G選手で今期、結果を出せなかった選手の方が少ない位でしたよね。
選手自身が何をすればいいか非常に明確だったからなんでしょう。

そりゃ人間、大きな舞台の上でも失敗をする事はあります。
でも、原監督の下、“一生懸命向かって行って失敗したならしょうがない。ただ、消極的に行って失敗なら駄目!”
と言うものが浸透していて、失敗してもチャンスを貰えるという事が選手に解っていたから、頑張れたのでしょう。

自分も模型の仕事をやっていく上で、すごく解るんです。
すごいチャンスの仕事の時に“失敗しないように…”という気持ちでやっているとダメなんです。
最近もそういう事があって悔いを残してしまった事もあるんです。

実際、この仕事をやってて、非常に弱い立場だなあ…と思う事があるんです。
“失敗してしまったら二度と仕事を振ってもらえなくなってしまうのでは…”と。
これではダメですよね。明らかにマイナス思考が働いちゃってます。

そういう時に限って、“失敗しないように…”として講じた事が失敗に繋がっちゃうんです。
そうすると、失敗に失敗が重なってスパイラルに陥り、頭の中がテンパリまくるんですよね。
やはり失敗を恐れるのではなく、如何にしたら成功に導けるのかを考えるべきなんでしょう。
だから原監督も“結果より経過を重んじる”のでしょう。
何故なら、結果が出れば良いですが、たとえ結果が出なくとも経過が良ければ必ず何時か結果に結びつく。

なんか自分自身、結婚してからと言うもの、“失敗しないように…”なんてやってきてた様な気がします。
でも、そうじゃないんですよね。結婚以前はそんな風にやってなかったんですけどね。
失うもんが無いから“やって出来れば儲けもん”位にやってたんですがね…

でも、もう失敗にビビりながらやってる自分に飽き飽きですね。
“如何に成功させるか”を考えながらやっていかなきゃ…
でも、以前と違うのは多少なりとも失う物があるので、“失敗した時のリカバリー”も併せて考えないと。

本当に今期の原巨人軍からは学ぶ事が多かったです。
長嶋前監督の言葉を借りて言うと、“野球とは人生そのもの”ですね。
自分の場合は“模型とは人生そのもの”でしょうね…(笑)

もう、弱い立場…なんて思わないっす。
そんな事より“いい仕事”をする事に集中しなきゃ!
さあ、がんばろうっと。



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