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メックウォリアー連載&普及支援第二弾
森林惑星の高地びと“ハイランダーズ”の巻



連載も無事に第二回目を迎えましたー!
実はこの連載、すごく楽しませて頂いてるのは私自身なのかもしれません…

いつも、作例製作にあたり担当さんと“今回のテーマ”と言う物を話し合うわけですが、今回は“森林迷彩”というテーマに落ち着いた訳なんですが…それとは別に毎回私自身のテーマと言う物を設けています。

前回は導入部分ですから、小改造&ディテールアップという事でしたが、今回はもう少し踏み込んだ内容にしてみました。
実際にメックのコマを手にした方なら解ると思うのですが、肩関節と腰に可動軸があるんです。それらを活かし、カッコいいポージングを取れるようにしてみようと…

車両に関してはAFV的に“装備品”を追加して遊んでみよう!です。小さいと敬遠されがちな小さい装備品…でも、実際やってみるとそんなに難しい物ではなく、雰囲気を楽しむ程度ですから戦車の作例などで乗っかっているような装備品を“マネ”して作る程度でイイと思います。

それに、私のスタイルでもある、“基本的に地方の模型店でも手に入る素材で作る”に沿って作ってますから、どなたでも気軽にチャレンジ出来ると思います。

例えば、今回のハチェットマンの関節等には真鍮線でつなぎ、その上から“田宮速乾性エポパテ”を使用してます。装備品も同様です。特別にブレンドとか裏技とかは一切やっていません。(笑)練って盛るだけです。ただ、エポパテは食い付きがイマイチなので、瞬着をたらしてから盛ると言うような工夫はしています。

特にこの様な小さい物を製作する場合、エポパテの方が向いている様です。

こちらがハチェットマン。製作ポイントはディテールアップと関節軸の増設。

ディテールアップとして、頭部の羽根をプラ板で作り直しシャープにして、エッジ、翼断面?をしっかり出し、斧はブレード部を叩き切る様な刃の形に削り、左手をグワッ!と開くのにマニュピレーターを切り離しプラ板で自作。

斧やバックパックに流用パーツでデコレート、リベットを極小鉛球の半切りで付けています。
肩関節は一度本体から抜いて、軸のピンを丁寧にデザインナイフで根元から切り離し、上腕の肩口の所にプラ板の斜めに削ったスペーサーを貼り、、軸位置にピンバイスで穴を開け、1ミリ真鍮線を刺し、先程切り取った軸のピンを真鍮線に通して接着。
結構コレで強度は稼げます。
これで正面から見たときに脇を開いた状態になり、野蛮な感じを演出出来ます。

斧を持つ右手の肘は斧を振り上げた時に不自然にならない様に若干角度を内側に振っています。左も同様に角度を変えてあります。

右手首は斧を振り上げたり下ろした時に自然なポーズが取れる様、手首で一度切り離して真鍮線で軸を入れて手首が回る様にしています。

足も前回同様に関節を切り離し、真鍮でつなげ、ポージングを決めてからエポパテにて関節部を造形してます。

ポイントとして如何に大袈裟に野蛮にを演出出来るかです。あと、基本的な面だし、ヒケ処理、エッジ処理は忘れずに…
塗装についてですが、たまには手順を追って…

まず、レジン用サフを吹いて、ベースカラーにマホガニーを吹きます。

その上からエッジを“多少”残しながらダークグリーンを白で明るくした物を吹きます。

その上から0,2ノズルのピースで白と黒のパターンを入れていきます。
その時に参考になる迷彩パターンを横に置きながら見比べながら迷彩パターンを入れて行きます。今回はデザイン系サイトにあった迷彩図を参考にしています。

斧のブレードはメタルカラーのアイアンを吹いて磨いてます。

一通り塗り終わったら、エナメルのジャーマングレーとフラットブラウンを混ぜたウオッシング用塗料でウオッシングします。
その後、こすって銀さんでドライブラシを“やり過ぎない程度”施し、最後にパステルの粉でお化粧してやります。
こちらはJESミサイルキャリアー。
工作に関してはミサイルポッドの装甲板のプラ板による作り直し、砲身、砲身基部の真鍮線、プラ板による作り直し、尾翼のプラ板による作り直しです。

装備品の土のう、ミサイルカバー、たたんであるシートはエポパテによる物です。ミサイルカバーはエポパテを平たく延ばしてナイフで四角に切り出し、ミサイルポッドに乗せてシワ、めくれ等を丁寧に付けてやればOKです。土のうやたたんだシートは水で濡らしつつケガキ針等でチマチマ造形します。

塗装に関しては上記と同じですが、前の2つのコクピットはクリアーパーツだったので、それを生かしてキャノピー部はマスキングで対応しています。


実は納品時に始めて誌上ストーリー展開がされてるって知ってちょっとびっくりで、ギャザの方では私のペイントしたメックがそのままイラストになっていたりして結構嬉しかったりします。(笑)

あと、ギャザの方ではコマのベースに乗せて撮影している訳ですが、毎回私のポージングが“派手目”なので、ベースに乗せるのが一苦労なんだそうです。(笑)
最近はPCの発達で何でもデジタル化が進んでいる中、雑誌と言うのは以外にアナログで人の手で作っているんだなあ…と感じた今日この頃です。

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