ガンダムインテグラル



HJ読者の皆さんも驚いたかと思いますが、それ以上に自分自身が驚きだったのですが、HJ2002/12月号ガンダムインテグラルにて、石川氏、BOBBY氏と並んでこの私が作例をやれるなんて…本当に感謝感激だったわけです。
改めて小松原氏には多大なる感謝の意を表します。

私自身、鼻から“ガンダムインテグラル”という連載企画、小松原造形という物に縁がない物だと思っていた事もあり、当連載企画に関しては純粋に“かっこいいなあー、すごく丁寧だなー”とファンの一人として見ていた部分があったのです。もちろん、イベントの製品に関しても同じです。

そんな某日、小松原氏からの連絡で、“インテグラルの作例をやってみないか?”との事で、もう即答でOKでした。(笑)
正直、小松原氏の事はイベント会場等で見かける以外はつながりという物がなかったのですが、コワモテな印象とは裏腹にすごく丁寧で人の事を気遣う気持ちにあふれる人柄で、自分の様な人間に対しても見下す事無く普通に接して頂いたのが印象的でした。

しかし、造形物に関してはすごく厳しい審美眼の持ち主で、お電話で話をしているだけでは自分が不安だったため、小松原氏のスタジオに行って、完成品を見せて頂いた位です。(笑)これで私の心に火が付いたのと同時に、氏の造形に対する熱き想いを形にするというプレッシャーの中での戦いが始まるのでした。

確かに改造箇所自体はそんなに多くは無く、氏のHJ本誌テキスト通り、GMコマンド以上にサクサク…という感じなのですが、私にとっては前記のとおり、“氏の熱き想いを…”というのがあり、ただのレジンキット改造という範疇では収まらないとの意識が強くありました。

まずはラインや面の検証を重ねながらの基本工作ですが、自分の方向性の中には“小松原氏ならどの様にするか”という物を基本としていた部分があったので、私の普段の“ガンプラ作例”とは方向性が異なり、どちらかというとスケールモデル製作時の感覚という感じです。
スケールモデル製作時に私は資料をひっくり返しながらディテール、面、線、その機能性、運用等を確認、検証、それを理解しながらする物なのですが、本当に今回はそんな感じで進めています。その結果、トライ&エラーの繰り返しで、一度出したラインの修正でパテを盛ってやり直し等、かなりの頻度で行ってます。(笑)
そんな状況を察してか、監修時、私の疑問、悩み等に面倒くさがらずに寛大な心で接して頂いた小松原氏にはいくら感謝の意を伝えても伝えきれない程の物があります。


ぶっちゃけた話、色んな意味で本誌が発売されるまでに結構ビビりまくってたのですが、本誌発売当日に小松原氏から電話があり、

“HJみました?どう?かっこよく写ってるでしょ!撮影の立会い、自分の作例の時よりがんばっちゃった。”
…もう、涙出ちゃいそうですよお…

今回、色々相談に乗ってもらった小松原氏、BOBBY氏、らんでぃ氏、本当に感謝してます。
これでまた次もがんばれそうです。

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